バフ・ビューティー

日陰オススメ度　　★★★★★

大きな素焼きの鉢に植えましたが、場所が気に入ったらしくズンズン大きくなる。
白のオベリスクを買ってやる。
さらに気に入ったらしく、ガンガン大きくなる。隣の家の窓に反射した弱い光が全て。

2年目で100近くの蕾が付きました。
偉いぞ！！

ネット検索用別名	バフ・ビューティ
系統	ハイブリッド・ムスク
植えた時期	2002年3月30日
管理	大きな素焼き鉢にて玄関前〔西）
苗の大きさ	15ｃｍほど
購入先	日本バラ園

剪定	15ｃｍほどの苗だったのが、わずか数ヶ月でオベリスク一杯に成長！！隣の家の窓に反射した日光だけで見事に育つ生命力には感激します。花が無くて淋しいので、赤いビニール紐が素敵なアクセントに！？（笑）
2003/春（4/9）	。 5/9開花房の先に1～10個蕾が付き、グラデーションになります
2003/夏	やや薄い色ですが2番花も咲きました。数は少ないですまた蕾を持ち始めました去年の黒点病がウソのように、今年は全く病気無し。上の方の枝が横に1.3メートルも伸びで、狭いスペースでは結構邪魔。隣の通路を水道メーターの検針のおばさんが通るので、トゲが危険と判断。
2003/秋
2003/冬	12/10　植え替えWEBドラマ激闘★襲いかかる棘の牙！オベリスクはいつ抜ける！あまりに大きく強靭になりすぎたために、鉢植えを断念。アーチを買ってやり、植え替えを。（切り詰めて小さめに育てる事もできるそうです）オベリスクに巻きつけていた為、外すのが大変！！！！うずまき状に木が固まってしまい、鋼（はがね）のコイルのようになっていた。さらにガチガチになった土から根を痛めない様に掘り上げるのも苦労なんてものじゃ無い。オベリスクは四角すいの形のため、縛ってある紐を解いても上からスポンと抜けないのだ。かつてはこのように仕立てて喜んでいた自分を、１分間に60回近く後悔しながらの作業である。本来なら枝を切って作業すれば何てことはないと後で気づく。しかしその時はオベリスクからどうやって抜こうか、それだけで頭が一杯。全く気づかない大馬鹿ぶりである。ここからがシロウト丸出しの、無謀な挑戦の始まりだ。（ロッキーのテーマをBGMにどうぞ）ドーベルマンの爪切り時に使用できそうな丈夫な皮手袋、目を守るためのサングラス、棘のひっかかりを少なくするためのナイロンジャンパー、首には手ぬぐい。完璧なフル装備である。これでフルフェイスのヘルメットがあれば、スズメバチだって退治にいけるだろう。 1メートル以上もあるシュートから、鋭い棘が背中や腕に容赦無く襲いかかる。まるで「狼の群れと格闘」しているような錯覚だ。強情なツルに業を煮やし、「あなたの為を思ってやってるんだから、大人しくしなさいっ！」とバラに怒鳴りつける。知らない人が見たら、タダの怪しいオバさんに見えたに違いない。何と言ってもバラに怒鳴りつけているのだから・・・・・バフ・ビューティ「ちょっとなにすんのよぅ！あたしはここに居たいのよ。ギ～～噛みついてやるぅ！！痛っ、また根っこ切ったねっ！（怒・怒・怒）」私「大丈夫大丈夫、虐めているわけじゃないんだから大人しくしなさいっ！あんたのためにアーチを買ってやったのよ！門の所なら皆に見てもらえるし、地面で沢山根っこを張って大きくなれるんだよ！ホラ、言う事聞きなさいっ」襲いかかる棘の牙を腕に食い込ませ、寒空の中格闘すること1時間。バフ・ビューティはついに引き抜かれた。アーチに植えて一番困った事は、コイル状になった幹がどうにもならない事。風で倒れないように部分的に縛っておくが、ボヨンボヨンした幹は、とってもお間抜けそのもの。こちらの熱意が伝わったのか（？）、アーチに植えてからはすっかり大人しくなって、手袋無しの誘導でも棘を刺さなかった。根を痛めてしまったし、枝も切らなかったので枯れてしまうか心配だったが、20日たっても大丈夫そうなので一安心。来年は沢山花を咲かせてほしい。バフ・ビューティは結構狂暴なヤツだと思います。
	数日置きにビニール紐を締めてゆっくりと誘導する。アーチ全景。右の部分は隣の家の壁に当るので一切日が当らない。向かって左に植えてあり、西日が一日1時間程度当る。
5/2開花！	去年より１週間早く咲きました。蕾もどんどん膨らんでいます結構繁っています咲いてきました♪（5/7撮影）日陰でこれだけ咲けば、大満足です。今年も100以上咲きました。地植えにしたら、蕾の大きさも去年より大きくなりましたが、去年3～10輪くらいの房咲きだったのが、今年は多くて4輪程度です。

DATA
色	オレンジシャーベットの色開くと白っぽくなります
香り	濃厚なバラの香り
花の大きさ	7ｃｍ程度。蕾から想像するより大きいです咲き進むともっと大きくなる。
花持ち	とても良い
棘の様子	鋭くてごつい。面倒見てやろうとすると、すぐに袖を掴まれる感じ。新芽は赤く柔らかいが、すぐに堅く頑固になる。小型のオベリスクには向かないようだが、植えてしまった意地で、無理に縛りつける。
日照時間	隣の家の窓の反射光のみ。直射日光は10分程度
感想	良く繁り、良く成長する。とても病虫害に強い。うどん粉病には全くかかっていません。一年目は黒点病で結構大変でしたが、冬の石灰硫黄合剤のせいか、今年は病気知らずです